「スト高攻略Project」開始
スト高ナンパに切り替えた途端、ガンシカが一気に増え、
一度も連れ出しができていない、悲惨な結果が続いていたが、
今後本格的にスト高を抱くために思考を巡らせる。
ナンパを始めた当時asapenさんのブログを見て一気にナンパの世界に引き込まれ、
(休止していた時間も長く、再開しても結局中途半端ではあったものの)、
そこから色々なことを見聞きし、少ないながら合流もさせて頂き、多くの学びを得た。
だが、スト高攻略の道は相変わらず閉ざされたままで、
それこそasapenさんの衝撃を受けた直後、2014年ごろ?に街に出まくっていた頃に、
AV女優即や、モルスタのmktが本気で口説いていた?美女とアポをしたのを最後に、
魅力や名札のついた女性との戦いは全くできていなかった。
それからは情熱も徐々に冷え込み、結果が出ないままただ時間だけが過ぎていく不毛なストリートナンパをしていた。
そして今、そんな自分に喝を入れてくれたのは又してもasapenさんだった。
当時夢中で読み漁ったapapenブログのスクリーンショットを見る機会があった。
そこに書かれていたのは本物のPUAの生き様と戦いの数々。そして徹底的な再現性のこだわり。
再現性。
ことナンパに関してmintは無意識のうちに再現性を放棄するやり方をしていた。
スポーツでも仕事でも、成長とは再現できるようになることだ。
学習の4段階よろしく、できなかったことを意識して再現できるようになり、いつしか無意識化で再現されている状態を作ること。これはフリースローでも、マーケティングでも、料理だって何にだって当てはまる。運転なんて最たる例だ。
しかし、今までのmintは大枠の即までの構造は頭に入れるものの、声かけも毎回バラバラ、その後のトークも勢いに任せることが多く、めちゃくちゃなナンパをしてしまっていた。コンビナンパや勢いに任せたナンパで連れ出せる相手なら良いが、スト高はこれでは落とせないことがわかった。機転だけでスマッシュヒットを叩き出す確率は相当に小さい。
asapenさんのブログを見て感じたのは再現性へのこだわりだけではない。
今のストリートナンパ界隈への違和感だ。
そもそもmintのようなミーハーナンパ師が界隈に物申すというのは身知らずの口叩きというものだが、特に何か影響を与えたい訳ではなく、誰かを否定したりメタ的なマウントもとりたいわけではない。ただ感じたことを書くだけだ。
当時アングラだったナンパは恋愛工学やnoteの普及など様々な歴史を経て、徐々に知名度を獲得してきた。ナンパという行為自体ではなく、ナンパが科学されること、その場のノリではなく適切なプロセスやルーティンが存在することが、世の中的にはまだまだアングラの域を出ないものの、広がってきたと言える。
コンテンツの常で様々な考え方や価値観が入り混じり、異種格闘技戦のような様相を呈してきているものの、その中にはasapenさんのような真のPUA、自分が憧れたPUA達がまだ残ってはいる。
しかし、ナンパが様々な角度から分析されるに連れて、自分が好きだったナンパカルチャーはレガシー化しつつあり、ビジネスの手段になったり、マウンティングの道具になったり、何かナンパという名前を名乗る別のものに支配されていく感じだ。
ナンパは目的こそ高尚ではないものの、目的に至る過程は常に自分との戦いであり、様々な葛藤を抱えストラグルしながら自分なりにナンパに対して研究を続け理想の理論を打ち立てる、熱い活動の軌跡だ。そしてブログは研究成果の備忘録でありモチベーション維持の手段であり、理論をもとにモラルとマナーをもって、ナンパをより開かれたものにするための宣教活動のようなものだったと認識している。
他者の視点はあくまでおまけ的要素であり、ブランディングもほどほどに、向き合うのはあくまで自分自身だ。asapenさんより前のレジェンドナンパ師達がいたこと、そしてその頃の文化を知らないmintの偏った意見だが、ナンパとはこのように、asapenさんの言葉を借りれば「一人称のゲーム」だった。ゴングを鳴らすのも自分であり、果実を得るのもまた自分だ。そんなナンパカルチャーが好きだった。
現状への不満は何も生まない。当事者にならなければならない。
だからmintは研究する。再現性の高いスト高攻略Projectを一人で開始する。
スクリプトレベルで徹底的に考え抜き、自分が敬愛してやまないasapenさんが形作ったナンパカルチャーが主権を取り戻す一助となるために、スト高を抱くための研究の軌跡をここに綴る、スト高攻略Projectを開始します。
さあ、ゲームの始まりだ。
新宿での戦い方
某日。
新宿ストに出る、4声かけ、結果はまたも坊主。
こんなに出撃→坊主を繰り返すとは予想だにしなかった。大敗に次ぐ大敗である。
原因は二つ。
そもそも声かけ数を稼げないこと。
そして、オープンしないことだ。
声かけ数を稼げないのには外的な要因と内的な要因がある。
外的な要因は、街、エリア、曜日、時間帯について。これらのいずれかに問題があり、勝てない時間、人がいない時間帯で戦ってしまっている。
よって上記の変数をいじることで、改善が見込める可能性はある。
前回のブログでも触れたが、
特に今までは火曜が主戦場となっており、この選択は悪手だったとよんでいる。
仕事休みの美容師を狙えるだろうと考えていたが、美容師風の女性もほとんど見ない。
何より悪いのは本来は火曜が出撃の都合が良かっただけなのに、後付けで理由を考え正当性を見出してしまっていたこと。
よって今後はまずは曜日から段階的に変化を加えて、最適なwhereを見つけ出していく。
内的な要因は、自分自身だ。
選り好み、地蔵、声かけ前の先入観による諦めの速さ(例えば歩くのが速い案件を追わないなど)などだ。
ここは気持ちの問題なので、まず心の状態を認めた上で、その原因と向き合い、新たなものの見方、考え方をインストールする。
そして、原因の二つ目はオープンしないこと。
余談だが、当初ここが正にボトルネックであり、全身全霊を尽くして改善すべきだと考えていた。
しかしそもそもストリートナンパのオープン率は知れている。1/1のオープンをたたき出し続けることができない以上、まずは案件の数を稼ぐ必要があるのだ。
一方でオープン率はナンパの玄関口なので、ナンパをする限り改善し続ける必要のあるものでもある。
その上で今オープン率を上げるには何をすれば良いか。
課題は山積しているが何よりもまず取り入れるべき要素が一つある。
粘りだ。
粘りが足りなすぎる。
横浜で戦っていた頃は、1〜3回程言葉を投げればオープンしており、逆にそれ以上の粘りは迷惑だと割り切って案件を捨てていたし、事実粘り続けてオープンするケースは少なかった。
初動である程度勝負が決まる横浜であれば一撃でオープンさせる強力なオープナーを持っていればそれでよかったが、ここは新宿。
数多のナンパ師、キャッチ、スカウトがひしめく声かけバトルの天王山だ。
ここで横浜の時のようなひ弱な粘りをしていては、会話にまでつながらない。
一言二言が無視されるのは当たり前でむしろそこからがスタート。迷惑にならないギリギリのラインを見極めながら与えられた30秒間でいかにオープンさせられるかが勝負の分かれ目だ。
もっと粘らないといけない、それに伴い連続性のある会話も意識する必要がある。数珠つなぎに流れていく会話をぶつけ、30秒経ってオープンしなければやっと放流。これぐらいやらないと新宿ではオープンできない。
見た目やナンパ師としてのお作法(ミリオンダラースマイルや心臓側斜め45度など)の徹底も課題としてはもちろんあるが、ボトルネックはおそらく粘りにある。
そんな仮説を立ててみた。
本日の反省を活かし、そして次回は曜日を変えた上で、今度こそ即につなげたい。
魅了するということ
某日。
いつも通り新宿へ。
前回の反省を踏まえ、時間帯を変える。
いつもより遅い21:00スタート。
さらにハードルも下げる、スト値5まで、すなわち美人ではない、普通の女の子にも声をかけよう、そう決めて挑んだ矢先だった。
目の前にスト値7、クラスで一番〜学年ーレベルの容姿を持つ美女が現れる。
今日はスト値はそこそこでいいから、とにかく連れ出しをする、
そう腹を括っていたため完全に虚をつかれてしまった。
「美容院帰りかな?」
気持ちとは裏腹に、プログラムされた様に身体が動いていた。
「そうなんですよ!」
なんという偶然、まさに瓢箪から駒。とても綺麗な髪をしていたので、そのままオープナーとして投げかけると、ズバリ彼女は美容院の帰りだった。
オープン、反応は中々良い、並行トーク。
話は盛り上がるが明らかに改札に向かっている。
残された時間はもう1分もないだろう。必死に彼女の心のボタンを探す。
会話のバランスを考え、自分語り、年末の旅行の話をする。
彼女は旅行代理店のOLだった。
本日2発目のラッキーパンチ、会話がグッと盛り上がる。
改札の5m先、なんとか時間内にビタ留めをすることができた。
旅行の話をきっかけに会話をすすめる、話を膨らまし必死に盛り上げる。
ミラーリング、ボディタッチ、よく笑う愛想の良い態度、大きな目。
そう本当に大きな目だった。バッチリとした潤いのある瞳、スッと通った鼻筋、シャープな顎のライン。彼女はスト高だ。
そろそろ良いだろう、打診をする、待ってる人がいるから帰らないと、これから彼氏の家に夕飯を作りにいくらしい。
だが、彼氏がいるという事実はナンパ師にとって何の意味もなさない。会話を続けて打診のタイミングを待つ。
15分ほど、再度盛り上げる。
そろそろいけるだろう、打診する。
どうしてもいけない、崩せない。
冬空の下、強い風が吹く。彼女は寒そうにしている。これ以上は先が見えない、最後に再度打診して断られ、彼女を放流した。
何がいけなかったのか?
失敗した要因はたくさん出てくる、どれが真因なんだろう。
問いを変えてみる。
今回のやり取りで彼女を魅了できたか?
答えはNOだ。
そうだ、ミントは彼女を魅了できていなかった。ドキドキさせられていない。
友達になってしまっていた。
会話を盛り上げることに夢中で、充分にオープンした後も、フェイズシストができていなかった。
会話の中で一度だってネグをしただろうか。
楽しませるだけの会話ではだめだ、ストリートナンパは瞬間最大風速で駆け抜けるゲーム。
行動が常に相手を魅了することに紐づいていないといけない。ドキドキさせられるものでないといけないのだ。
笑わせるだけですぐにドキドキする女の子はいない。時間をかけていいなと思ってもらう、それは一つの戦い方だ。ただそれはストリートにおいては悪手だ。
自分は道化師ではない。
そのことを痛感した案件だった。
方針転換
某日
新宿駅に降り立つ。
いつものロッカーに荷物を預け、早々にストに出る準備を始める。
本日はなんとしても連れ出しをする。
前回の反省を踏まえ、自分の中でやることは決まっている。
目の前を綺麗なショートカットをなびかせた、ホットパンツの女の子が颯爽と歩いていく。さあ、ゲームの始まりだ。
開始1発目の声かけ、ここ三回で学んだ理論をフル活用する。
オープン、会話が始まった。
並行トーク、友達のように、会話が進んでいく。
ただ明らかに何処かを目指している歩き方、会話の方向性を立てるため、早めに目的を確認する。すぐさま友達と合流する、2〜3分しか時間がない。
今振り返れば足掻きようはいくらでもあり、兎にも角にもビタ留めをすべきだった。
だが、その場では勢いにのまれ放流してしまった。
情けない。それでも以前より進歩した?
以前の歩みが遅すぎただけだ。
振り返りをし、すぐに次の案件を探す。
探す、探す、探す。
40分以上探したが、ターゲットが現れない。
なぜターゲットが現れないのか、
場所、時間、探し方、ターゲット設定。
探し続けてわかったのは、
時間とターゲット設定に課題があるということ。
まず、時間。時間が悪すぎる。
いつも出ている時間は19:00〜21:00,
ここ三回で明らかな傾向が見えた。
人の波が引く谷間の時間でストをしてしまっている。
特に19:30〜20:30。
ミントは学生時代、横浜に毎日出て、曜日・時間毎の人の数と属性のデータを取ったことがある。
その時も上記時間は人が一気に引いていた。理由は言うまでもなく、飲み会、食事、デートも含め外食・レジャーのゴールデンタイムだからだ。
新宿であればそもそも人の母数が違うはずだし、逆にその時間にぶらついているのは予定がなく暇な層なのではとも思ったが、そもそもターゲット数が少なすぎて話にならない。
そしてターゲット。
再びストに出るにあたり、スト高以外は狙わないと決めた。スト値でいえば7以上、妥協して、タイプの案件は6前後としていた。
だが、天下の往来新宿でストリートナンパをしていてもそんな案件は滅多に通らない(ここは時間帯にも原因があるだろう)。
街に出て、ひたすら数少ないスト高を待ち、声かけをして結果に繋がらず帰っていく。
この行動の繰り返しで大きく成長するとはとても思えない。
当然下限は設けるべきだ。ただし、平均的なスト値5前後の女性はターゲットに入れる必要がある。
今の自分のフェーズを考えた時、また継続的にストリートを行う上で感覚を鈍らせない意味でもやはりある程度妥協は必要だ。
スト高だけを選択的に抱き続けることはなによりかっこいいし、そこに憧れてストリートをしているが、今のミントにとって現実的な目標ではない。
複数の即の中で3〜40%の割合でスト高も抱く。
このスタイルを目指すのが良いのではないか。
時間、ターゲット、この2点を早急に改善して、次回こそ必ず連れ出し、いや即につなげる。
新宿完ソロストリート
某日
午後7時に新宿駅に降りたつ。
連休明け、出社直後から全力で集中し、業務を足早に切り上げ、なんとか予定通り新宿に来ることができた。
1週間待ち望んだストリート。
街ゆく女性はコートを着ていて、冬の始まりが新宿東口のネオン街に告げられる。
今日はどんなドラマが待っているのか、さあ、ゲームの始まりだ。
まずは流しで、案件を探す。
が、困ったことに中々現れない。
15分ほどサーチして、ようやく1人目に声かけをした。
前回の反省を活かし、まずは認知をしてもらうことに重点を置き、声をかける。
出足からガンシカを食らう。
そして結論から言ってしまうと、
本日は6連続ガンシカという悲惨な結果で幕を閉じた。
理由はなぜか。考える。
声かけからオープンまでのフローをもう一度考える。
①ターゲット発見
②ターゲットに接近
③声かけ(接近〜発声〜オープナー)
①〜②の部分で既に警戒されているシーンが多々あったので、途中で①②は変更を加え改善した。
しかし、前回にもまして会話にならない。
なぜだろうか。
そもそも前回オープンしたのは、案件がよかったのではないか。前回はオープンしたと言ってもサンプルが少ない。わずか3件ほど。
今回の反応が自然なのかもしれない。
いずれにせよ、今回のような圧倒的ガンシカを放つ案件で、かつ自分のタイプの子が現れたとき、今のままではどうにもできない。
話すら聞いてもらえない相手にどう応対するのか。
まず相手は何を考えているのか。
ナンパ師やキャッチで飽和している新宿。
ナンパに対しての警戒心は強く、ガンシカが有効だと体感しているだろう。そして耳にはイヤホン。
このような相手をどうやってオープンさせるか。
方法に真新しさはない。二つだ。
⑴まず相手が思わず反応したくなる一言をぶつける
⑵ダメだった場合オープンするまで(相手がガンシカを解除するまで)話し続ける
⑵は結果ありきで動くと迷惑行為になりかねないので、引き際には細心の注意を払わないといけない。
⑴については、今の自分に一朝一夕で出てくるものではない。毎日オープナーを考え続け、長期的にストックを貯めて磨いていく。
または、他のナンパ師さんからノウハウを買う。時間を金で買うのだ。
取り急ぎは、⑴⑵を継続的にやるしかないという、消極的な解決策しか出てこなかった。
本当にそれだけだろうか、そう考えたとき、ふと気づいた。
地蔵を抜け出せていないのではないか?
思えば前回はなんだかんだ合流ができ、一人きりのストではなかった。地蔵トークで口が滑らかになり、一人じゃないことに背中を押され、良いテンションで声かけができていた。
でも、今回は?
久々の完ソロ。明らかに声が出ていない。案件の冷たいテンションに引き込まれ、明るさと余裕がない。
はては人にストリートをしている瞬間を見られることを恥ずかしいと感じてしまっている。
そもそも舞台に立つ心構えからできていなかった。
そして心構えで言うともう一つ、前回を踏まえ明らかに成長スピードが遅い。次がある、ゆっくりやっていこう、そう思ってしまっている。
日々劣化していく容姿、近づく婚期、どこにも時間なんてありはしないのだ。
来週まで即をしないと全財産を失う。
そのような窮地に立たされたとき、同じようなアプローチ、同じような準備、同じようなモチベーションになるだろうか。
思えばメンタル的な問題は多々ある。そもそも案件がオープンする成功イメージを持って声をかけていたか。
新宿とストリートナンパは表裏一体、新宿でナンパを目撃して、驚天動地の体験をしたと思う人は一人もいないだろう。
何を恥ずかしがるのか。むしろ彼らは観客だ。観客達に華麗に女性を連れ出す姿を見せて、希望を与えるくらいの気持ちでやらないとダメだ。
メンタル、心構え。そして強い目的意識とsmartな目標設定。
この辺りをしっかり練り直して、次回のストにつなげたい。
東京ストリートナンパリターンズ
約2年ほどぶりに新宿でスト。
業務を18時で切り上げ、持ってきた私服に着替える。
月並みだが、不安と期待が入り混じった感情が湧き起こる。
久々のストリート。うまく行くだろうか、連れ出せるだろうか、そもそも地蔵するのではないか。
そんなことを考えているうちに新宿に到着した。
ロッカーを探して、荷物を詰め、準備完了。
さあ、ゲームのはじまりだ。
簡素なゴールとkpiを設け、
かつてと同じゴングを自分の中で鳴らす。
まずは新宿の街を練り歩く。どこがスポットか、歌舞伎町や、新宿三丁目など、自分の足で実際に回ってみる。
ところがどこに行ってもそこそこ人がいる。
困った。どこでやるのがベターなのか。
そこで、以前から交流のあるスト師さんに聞いてみる。キャッチの妨害などが少ないスポットを教えて頂き、早速ストリート開始。
セオリー通りまずは3秒ルールでアプローチ。
瞬く間に3度のガンシカをくらう。
そこで考えた、何が悪いのか。
現状、以下を三回ループした。
①声かけ→②反応悪い→③すぐ退散
なぜ①→②の流れになるのか。
①について、より粒度を下げて考える。
①声かけを分解すると以下の要素になる
A.how to say どう言うか
B.what to say 何を言うか
Bについては、以前とそう変化はない。
※以前のクオリティが低かったとしても、あまりに反応が悪い。
Aについて、さらに分解する。
a.目についてから、声をかけるまでの動き
b.声のかけ方
仮説を立ててみた。
今までの3回で、一回でも相手が話を聞いてくれるそぶりを見せただろうか。
そもそも話を聞いてくれる状態、舞台セットをまずはするべきなのでは。
そして、以下のフローを暫定的にセット。
①手を出してまず認知(ここは同様)→②驚いたようなリアクションをする→③みつめる→④声をかける
試してみる。
なんと、改善されたではないか。
話を聞く土壌すら作れない状態から、
こちらをみて、一瞬だが話を聞いてくれるようになった。
その後さらに5回声かけをした。
結果から見ると惨敗。ビタ留めもできずに爆死した。
ただし、得たものは大きかった。
ストリートの中で超高速で繰り広げられるPDCA、戦略が当たった時の気持ちよさ。
ストリートをなぜやるか、色々理由はあるが、自分はこの成長サイクルのスピードに心地よさを感じていたのではないか。
結果は惨敗だったが、なぜストリートをやるのか、そもそもの動機、原体験を思い出すことができた。
やはりストリートは時間をかけて取り組み続ける価値がある。
ストリートをやり直そうと思い立ち、本日幸運にも戦略がうまく行き、小さな、本当に小さな成功体験を得ることができた。
今日、街に出てよかった。
これから怒るさまざまな出会いの物語に胸を躍らせ、カレーを食って帰宅したのであった。
ps. 新宿の戦い方を教えてくれたスト師さんはその後何食わぬ顔でつれだしを決めていた。さらっと、しかしながら克明に格の違いを刻み付けられたのだった。
エネルギー量の多い人になる
エネルギー量の多さの重要性を、実感する機会が増えた。
ここで言うエネルギー量とは、「フットワークの軽さ」「変化を即座に受け入れるしなやかさ」「行動量の多さ」の総称として用いている。
人間は常に欲求を「行動の起点」にし、欲求の達成を「目的」と置く。
例えば3大欲求でと言われる「睡眠欲」「性欲」「食欲」を感じ、それらを満たすことを目的として、例えば「食欲」を満たすのであれば、手段としてご飯を食べる。
このような様々な欲求を起点として目標を作り出し、目標に向かって邁進するのが我々だ。ジュースを買うような些細なことから、希望の企業へ入社すること、プロジェクトを成功に導くこと、人生に置いて何かを為すことまで、全て、この欲求→手段→目標達成というフレームの中でなされ、我々はその繰り返しの中で生きている。
そしてこの目標達成に向けては、ざっくり量と質の掛け算になる。
どれくらいの時間を、どのようなクオリティを持って投じたのか。
当然より多くの時間をより高い質で投じた物がもっとも高い成果を得る。
目標達成の数字を仮に50と置いたら、2の量を3の質で繰り返す人より、
1の量を10の質で行う人の方が早く目標達成できる、それはそうだろという話だけど。
そして人生は様々な目標がパラで動いているため、自分の持つ時間を、それぞれの目標において自分が出せる質と付き合わせて、どう投資すれば「目的」にかなうベストミックスになるかを大なり小なり考えながら動いている。
ここから本題。
近年、自分が触れることが多いのが質の話。
どれだけ質をあげて、投入時間を短く減らすか、という話が盛んになされ、その上で大切なのが、頭の良さ、だから頭の良い人が優秀だという話になる。
だけど、自分が本当に大切なのは、エネルギー量だと思う。
確かに、地頭が果てしなくよく、なんでもすぐに最適解を出す人は一部いるけれど、
我々の多くは後天的に頭の良さを磨いている。
この人すごい頭良い!!と思う人も蓋を開ければ、自分より1つ2つ多く物事を考えているに過ぎなかったりする。
つまり自分でもよく考えたらその答えを出せたりするのだ。
そういう人は1つ2つ物事を深く考え、そしてそれを自分よりずっと前からやっている。
そしてその結果は行動量によって作られている。
頭の良い人は、頭の良い人になるために、たくさんのエネルギーを使ったのだ。
そりゃ、そうだよねという話だけど、頭の良い人になるために、人よりたくさん思考訓練をして、常に人より多く考える。その繰り返しの途上で、こちらがハッとさせられるような指摘をしている。
その繰り返しに必要なのは、エネルギー量だ。頭の良くなる方法ではなく、スポーツのように愚直に思考を繰り返す、エネルギー量だと思う。
エネルギー量があれば、目標達成に必要な量はもちろんのこと、
質も自ずと高まる。量・質ともに起爆剤となるのがエネルギー量だ。
そしてそのエネルギーを作り出すのが、意志の力、欲求の強さである。
修学旅行は寝坊しない、終電前の全力ダッシュなど、しょうもない例で申し訳ないが、普段誰も駅中をダッシュしない、ダッシュした方が早い電車に乗れてもしない、それは強い欲求がないから。危機感や強い期待からなる強い意志が高いエネルギー量を生み出し、それが質と量を担保する。
だから、目標に対して、自分が強い欲求を持てるようなストーリーを自分でつけてあげるのが大切だよねという、書いているうちに着地点が少しずれてしまったけど、最近感じた話。