花火へのカウントダウン

某日 Y街

 

時刻は午後6時。

 

ミントは街に出ていた。

本日の目的は限られた一時間でスト高に声をかけまくり、スト高を花火大会に連れ出す。

 

KPIとして

スト高に10声かけ→3和み→1バンゲ1連れ出し

 

を立てては見たものの、Y街の1時間のストでそんなにスト高に出会えるかというとはなはだ疑問である。

 

そこで、スト高の定義をスト値6以上と置いた。

 

 

差し迫る花火のカウントダウン、ダラダラしている時間はない。街に出てすぐにストを開始した。

 

 

ストを始めて5分、見つけた。

 

 

スト値6.5の女。

自分にGOサインを出す。

 

いつも通り斜め45度の確度で話しかけた。

 

 

カバンめっちゃピンクやね、それ自分で塗ったん?

 

 

 

思いっきり滑り倒した。

 

 

しかし、会話は続けられた。

ピンクを機転に平行トークを続ける、彼女は友人をまっており、カフェを探しているらしい。

 

「友人を待っている」

 

ミントは嘘だと思った。

長時間街をぶらつくような言動や行動が多すぎるのだ。

この子は暇だ。

そう確信し、連れ出しを決めた。

 

相手からの質問。

何してるんですか。

 

 

偽りの時間制限発動。

 

 

 

カフェに連れ出すことに成功した。

 

ドトールで話す。

アラサー、彼氏なし。これから会う人は出会い系で知り合った人らしい。

 

 

失敗した、この子は予定があった。連れ出してはならない物件だった。

何が予定はないだ、人は見たいように見る、その典型のような行動をとってしまった。

 

しかし、もう時間がない、この案件と準即を確実に決めるのが今の最善の選択肢だ。

和み、恋愛感を引出す。

 

 

20分ほど和み、タイムアップ。

バンゲをしてクロージング。

 

 

花火大会の攻防は幕を閉じた。