合法ロリの壁。三十路婚活OLとの戦い

友人との約束を済まし、Y街。

時刻は18:00。

 

Y街のゴールデンタイムはもう始まっている。急がなくては。

すぐに準備をすませ、急ぎ足でスポットへ向かう。

 

街は待ってくれない、ここを過ぎるとY街はすぐに第一次閑散タイムに突入する。

マインドセットを整える暇もなく、ミントはストを開始した。

 

■本日の目標

①3秒ルールの徹底

→そのために引き続きナンパに慣れるための、声かけノルマ10人

②しっかりと会話し、和みに繋げる ノルマ1人

→テンションクライマックスの徹底

 

 

街は今日も雨が降っている。屋根のある連絡通路で戦うしかない。

外に出るのは断念し、連絡通路を入念にサーチする。

 

いた。

 

1人目:学生

振り帰った瞬間放流を決意

 

だめだ、

案件がいない。

 

渋々街へ繰り出す。スニーカーの悲鳴を聞こえる。

 

2人目:学生。シカト。平行トークで粘るも、シカト崩せず
3人目:学生。シカト
 
 
4人目:
小雨の中傘をささずに歩いている。
これはオープンする案件だ、ミントの勘がそう言っている。
すかさず声をかける。
どうしたの?傘開かなくなっちゃったの?
微笑を浮かべる彼女、宣言通りオープンした。平行トーク。
 
それにしても童顔である。背も小さい。小動物系とはよく言ったものだ。
イニシャルコールドリーディングを使い、会話を続ける。
どこに行くの?内緒。内緒ってなんだよ。余計気になるよ。教えない。脱毛サロン?内緒。そんなくだらないやりとりをしながら、なおも歩き続ける彼女。急いでいるようだ。
 
交差点に入ったタイミングでビタ止めする。
そのまま和み。
目的地を聞き出す。
 
いくつ?なんでいきなりそんなことを聞くのかミントは疑問に思った。
○○才だよ。若ーい!驚いた、彼女は三十路をすぎていた。これから婚活パーティに向かうらしい。
もう時間もない、この案件を逃すのは惜しい。即日ブーメランを狙おう。
 
いい雰囲気でバンゲするため、和みを続ける。
時間が来た。少しグダる。開放トーク。バンゲ。
婚活パーティが終わる時間を聞き、また電話するよ、そう言ってミントは別れた。
 
 
2時間。作業に没頭し、先ほどの合法ロリ案件との約束の時間。
電話するが、案件が出ない。まさか切られたか?
 
その5分後。彼女から電話が来た。
婚活パーティが長引き、今終わったという。
 
合流。彼女はかなり乗り気であった。まるで友達のような距離感で話しかけてくる。どこいく?どこでもいいよ。じゃあバーに行こうか。うん。
 
バーに入り、和む。彼女は座るや否や忙しそうに店を広げ始めた。婚活パーティでもらった資料を見せて、状況を説明してくれる。ミントは興味深く話を聞いていた。
彼女は得意げに19/20の男性から、一番人気の使命をもらったと話す。
 
そのまま会話を弾ませる。徐徐にボディタッチが増えてくる。こちらのタイプや恋愛観を引き出す質問。IOIは十分にあった。
彼女の話を聞く。つき合ったのは3人、平均5年は続くという。浮気経験を聞くと、一度元カレとご飯に行っただけだという。雲行きがいきなり怪しくなった。
 
案の定彼女は11時だから、もう帰るね、と先ほどのIOIが嘘のように帰り支度を始めた。すかさず引き止めるが、どうしても帰りたいらしい。一旦承諾してみせ、店を出て駅に向かう途中で路地に入る。
 
抱きしめ、キスをした。形式グダ。Dちゃん。
恥ずかしがる彼女、二人になれるところに行こうか。
いや、今日は帰るの。
ここにきて会ったばかりグダが発動した。頭をフル稼働さえ、様々な引き出しをあけ、アプローチする。
 
どうしてもグダが崩せない。なんでそんなに一緒にいたいの?
 
彼女の質問にミントは答えに窮してしまった。ここで色を使えば、彼女は即れるかもしれない。だが、それはミントのナンパ師としての流儀に反する。ナンパ師は女性を傷つけてはならない。
 
一旦引き、再度満喫を打診。受け入れるも、店のロビーで帰るという彼女。再度ぎらつくも、キスより先に進めない。諦めて、帰ることを決意した。
 
これじゃまるでAFCだ。
 
ミントの連れ出しは惨めな結果に終わった。
 
 
 
振り返り
①未達。行動目標は未達だが、目標そのもの(②)は達成できた。
 
・会話をもっと練り上げて展開する。和みの最中何も考えずにただ会話を楽しんでしまっていた。それでは即れない。先人が気付いた偉大なルーティーン、ミント独自のルーティーンを駆使し、「即をするための会話」を心がける

・即がどうしてもだめなら、準則に切り替える。コストをかけたにも関わらずアウトプットがゼロという状況は避ける。
 
今日の案件は明らかに準則案件だった。無理やり即を狙ったが、難しいのは明らか。わかった段階ですぐに準則に切り替え、ケアをするべきだった。

即か準則か。自分は今日どこまでなら踏み込むことが許されているのか。そこのバランス感覚を持つ。